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溶連菌という細菌がのどに感染して、のどの痛み・熱・体の手足の発疹などがでます。潜伏期間は2~5日です。 舌はイチゴのようになります。うつる病気です。
のどの菌を綿棒でこすり採取して、院内で迅速キットを使用し検査を行います。
数分で結果が出ます。 検査で溶連菌がいることがはっきりしたら、抗菌薬を10~14日間飲みます。
1日か2日で熱が下がり、 のどの痛みも消えます。
でも、途中でやめてしまうと再発します。薬をきちんと飲まないとリウマチ熱や腎炎 を起こすことがありますから、指示どおりに最後まで飲むことが大切です。
又、念のため1カ月後くらいに検尿をする医院もあります。
学校・幼稚園 抗生物質を1~2日服用し、発熱や発疹が治まって元気があれば登校・登園してもかまいません。
A群β-溶血性連鎖球菌にも、色々なタイプがあります。
日本では、だいたい4~5種類のタイプがあり、4~5回は感染する可能性があると言われています。
(発展途上国では15~20種類あるようです。)
「おたふくかぜ」と呼ばれている伝染病です。「ムンプス」ともいいます。
耳の下の唾液腺(耳下腺)が腫れて、少し痛みます。一側だけ腫れることもあります。
下顎の唾液腺(顎下腺)や舌下腺も腫れることがあります。
尚、母親からの抗体は、生後10カ月くらいまでは有効だと言われています。
ムンプスウイルスが、のどや鼻から入って起こります。
幼稚園児や小学生がかかりやすい病気です。 潜伏期間はおおよそ2~3週間で、感染力は比較的弱く、不顕性感染(感染しているのに症状が出ない)も、 約30~40%あります。
特別な治療はありません。
当院では、超音波での簡易診断が可能ですが、確定診断を希望の方は採血での抗体検査をおすすめします。
耳の下が痛い時は冷やしてあげてもかまいません。
酸っぱいものや果汁は、耳下腺の痛みを強くするので避けましょう。
高熱・頭痛・嘔吐がある時は、髄膜炎の合併が考えられるので、すぐに診察にお越しください。
髄膜炎の合併は 3~10%です。
確実な予防法は、予防接種だけです。 ワクチンは、副作用が2~3%以下と少なく比較的安全にできます。
約一週間で自然に治ります。
耳下腺の腫れが引いたら登校してもよいです。ふつうの耳下腺の腫脹は6~10日間程度続きます。
しかし、合併症の可能性もあるので、無理をしないことが大事です。
ほっぺがりんごのように赤くなるので、りんご病と呼ばれています。
太ももや腕には赤い斑点やまだら模様ができます。 頬がほてったり少し痒くなることもあります。熱は出ません。
但し、大人がかかると微熱が出たり、腰や膝が痛むことが あります。
妊婦が罹患すると流産などの原因になります。
自然に治りますが、かゆみが強い時は痒み止めをを処方します。
感染後、約1週間が感染期間です。
頬が赤くなったときは、すでにうつる時期を過ぎているので、行ってもかまいません。
丸くて光った、うつるイボです。つぶすと白い塊が出てきます。
この中にウイルスがたくさん含まれていて、これがつくとうつります。
※当院では、イボ取りの治療はいたしておりませんので、ご希望の方は皮膚科を受診してください。
プールの水でうつるわけではありません。接触すればどこでもうつる可能性はあります。
従って、プールを中止させる必要はありません。
その名のように、手のひら・足のうら・口の中に小さな水ぶくれがができる病気です。
おしりや膝にできることもあります。乳幼児の間で流行します。
以前にかかったことのある子でもまた移る場合が あります。
熱はたいていありませんが、ときに高熱がでることがあります。
手足の水ぶくれは痛がりませんが、口の中が痛くて食べられなくなることがあります。
治療をしなくても自然に治る場合がほとんどです。熱や口の中の痛みがあるときはその薬を処方します。
発疹が残っていても、熱がなく元気があれば行ってもかまいません。熱があるときは主治医の指示に従いましょう。
水を持った赤い発疹が、口の中から陰部・頭の中まで全身に出ます。
発疹は2~3日でピークとなり、その後 乾いて黒いカサブタになります。
平均して1週間くらいでよくなります。
かゆみ止めのぬり薬を処方します。化膿したときは抗生物質入りの軟膏や飲み薬を処方します。 症状によっては抗ウイルス薬を処方することもあります。 潜伏期は約13~17日、空気感染や接触感染でうつります。 かゆみ止めのぬり薬を処方します。化膿したときは抗生物質入りの軟膏や飲み薬を処方します。 感染力は比較的強いので、濃厚な接触があれば70-90%程度は感染すると言われています。
あまり、合併症は多くありませんが、肺炎・髄膜炎や脳炎を起こすことがあります。
水痘の人と接触してから、72時間以内に予防接種を受ければ、たいてい発症せずに済みます。
両方とも原因となるウイルスは同じvaricella-zosterウイルスです。
このウイルスに初めて感染を起こしたときは 水痘となります。水痘にかかった後、このウイルスは神経や神経節などに潜んでいます。
そして免疫が低下した ときに(老化・ストレス・疲労・他の感染症にかかったときなど)、このウイルスが再び活性化し帯状疱疹を引き起こします。 従って、水痘にかかったことのない人は、帯状疱疹にかかっている人と接触することで、水痘になる可能性があります。
発疹がすべてカサブタになるまで(おおよそ1週間)は、出席停止です。
ロタウイルスやノロウイルス、アデノウイルスなどによる、うつる病気です。
突然吐き始め、続いて水のような下痢(レモン色~白色)になります。
熱が出ることもあります。
一週間くらいでよくなります。
薬も処方しますが、家庭での食事療法が一番大切です。吐き続けるときや脱水が強いときは、点滴や入院が必要に なります。
嘔吐開始後3~4時間は、何も飲ませたり食べさせたりしなくても吐くことが多く、あまり飲んだり食べたりさせないほうが いいでしょう。
次の3~4時間は、たくさん飲ませたりしなければ徐々に吐かなくなります。
牛乳やミルク、乳製品は避け、お茶や薄いリンゴジュース、アルカリ飲料などを少しずつゆっくりとあげてください。
まだミルクや母乳しか飲めない小さなお子さんの場合は、母乳はそのままで構いませんが、ミルクは少し薄めたものを、やはり少しずつ与えてください。そうして嘔吐は普通、数時間から数日間で治っていきます。 嘔吐がある期間は、脱水になりやすいので注意してください。
脱水の兆候は、ウトウトする・ぐったりする・反応が悪い・ 興奮する・機嫌が悪い・手足が冷たく苦しそうである・唇がひどく乾燥するなどがあります。
このような兆候があるときは すぐに病院を受診してください。
基本的には嘔吐があるときと同じです。食事療法が下痢の時の治療の基本です。
数年おきに流行します。うつってから2-3週間後に、赤くて小さな発疹が体中に出ます。
熱は全くでない子から、三日間 高熱が出る子までさまざまですが、いずれにしても3日で治ります。
「三日ばしか」とも言われています。
頭痛や関節痛、発熱がみせれるときには解熱剤や痛みどめを、かゆみが強いときは「痒み止」を処方します。
特効薬はありません。
予防接種をしてない1歳前後の赤ちゃんが多くかかります。
特別な治療法はありません。
症状に応じて、咳止めや解熱剤などを使用します。 脱水やビタミン欠乏になりやすいので、水分・栄養の補給に気をつけましょう。
また、細菌の二次感染を引き起こしやすいので、抗生物質も服用します。
母親からの抗体は生後3~4カ月くらいまでは有効ですが、生後4~6カ月を過ぎると徐々に減少し、生後8カ月 になるとほとんど無効となり、実際に麻しんにかかる率が高くなるようです。
予防接種を受けていない子が麻疹の子と接触したときは、72時間以内に予防接種を受けると発病を防げる可能性があります。早めに知らせてあげましょう。
熱が下がって3日を経過して元気があれば登園・登校してもかまいません。
実際の感染力は、熱の出る数日前から発疹が出そろう頃までが強いと考えられています。
主に6カ月から5歳くらいまでの乳幼児で、38℃以上の発熱に伴って起きるけいれん性疾患を「熱性けいれん」と呼びます。
熱が急に上がるときや高熱があるときに、全身がガタガタふるえたり、全身をかたくして、けいれんを起こし、 白目をむいた状態を起こすものです。
一度しか起こさない子もいれば、発熱のたびに再発を繰り返す子もいます。
親や兄弟、いとこなどが子供の頃に熱性けいれんを起こしたことがあると、その子も熱性けいれんを起こしやすい 傾向にあるようです。
これは、まだ成熟していない乳幼児の脳に、熱の刺激が加わることで、脳の神経細胞が一度に活動を始めるために 起こると言われています。
熱が上がりかけのときや、解熱剤を使った後、薬の効果が落ちてきて再度熱が上がってくるときに起こすことが多いようです。
けいれんの時間は数10秒~長くても5分以内で、治まった後はケロっとしたり、ぐったりと眠ったりとそれぞれのようです。
初めてのときは、とても慌てると思いますが、次のことに注意しましょう。
まずは、あわてずに・・・
1 衣類をゆるめて静かに寝かせる(顔を横に向ける)
けいれんを起こしたときは意識がなく、筋肉の硬直が起こっているため、そのときに吐いたりすると、吐いたものが のどにつまって窒息する危険があります!
2 何もしない
心配のあまり、ついつい揺さぶったりしてしまいそうになりますが、刺激でけいれんが長引くことがあるので やめましょう。
また、口の中に指や物を入れないでください。
3 じっとみる
時計を見て、何分続いているかを確かめる。けいれんの様子をよく見て、あとで主治医に詳しく伝えられるように しておくことです!
4 以下のときは救急車を呼びましょう。
また、外来のやっている時間でしたら、直接当院にご連絡してください!
5 様子を見て冷やしてあげましょう。
熱性けいれんは、たいていは一過性のもの。
自然におさまり、後遺症の心配もありませが、本当にけいれんかどうか 確かめる必要がありまるので、初めてけいれんを起こしたときは必ず受診し、観察したことを報告してください。
また、次のような症状のときには「てんかん」や他の脳の病気の可能性もあるので、すぐに病院に行き、診察や脳波 検査を受けて下さい。
院長 | 藤野 智弥 |
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医院名 | 藤野クリニック |
所在地 | 〒369-1203 埼玉県大里郡寄居町寄居 1153-1 |
TEL | 048-581-1035 |
FAX | 048-581-1084 |
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