乳がん・マンモグラフィ

あなたは大丈夫?~乳癌の正しい知識はお持ちですか?~

 ここ最近、芸能人の方が乳癌になりテレビや新聞などで乳癌を取り上げる機会が増えてきました。現在、日本では女性の11人に1人が乳癌であるという統計結果が出ています。これは何かの会で女性が集まれば、その中に1人位は乳癌であるということです。この数字は、もはや他人事とは言えません。
多くの情報が増え、一昔前と比べて乳癌という言葉を身近に感じるようになった方も多いのではないでしょうか?
しかしながら、未だに誤解されている、あるいは知られていない事が多いのも事実です。
『私の家系には乳癌の人はいないし、子供は母乳で育てたから乳癌にはならないわ。』
『いつも視触診をしてもらって異常はないから大丈夫よ。』
『胸をさわってもしこりはないから大丈夫だわ。』
『もし乳癌だったらおっぱいを全部とっちゃうっていうから。そんなの絶対嫌だから病院には行きたくないの。』
『私はおっぱいが小さいから乳癌の心配はないわ。』
 これらは全て誤解です。
正しい知識とほんの少しの勇気を持ち、検査を早めに受けることで悲しい思いをせずにすむかもしれません。
このホームページで乳癌について少し学習してきましょう。

乳癌とはどんな病気?

乳房のしくみ

乳房は、出産時に母乳を分泌する大切な役割を持つ皮膚の付属器官です。
乳房の中には『乳腺』と呼ばれる腺組織と、脂肪組織、血管、神経などが存在しています。
乳腺組織は15~20の『腺葉』に分かれ、さらに各腺葉は多数の『小葉』に枝分かれしています。
小葉は乳汁を分泌する小さな『腺房』が集まってできています。
各腺葉からは乳管が1本ずつ出ていて、小葉や腺房と連絡しあいながら、最終的に主乳管となって乳頭(乳首)に達します。

乳癌について

乳癌は、乳腺にできる悪性の腫瘍です。
乳癌の約90%は乳管から発生し、乳管癌と呼ばれます。
小葉から発生する乳癌が約5~10%あり、小葉癌と呼ばれます。
この他に特殊な型の乳癌がありますが、あまり多いものではありません。
乳腺は、乳房の大部分を占めているため、乳癌はどこにでも発生する可能性がありますが、発生部位として比較的多いのは、乳腺が最も多い乳房の上部外側とされています。
癌細胞が乳管や小葉の中にとどまっているものを『非浸潤癌』あるいは『乳管内癌』、乳管や小葉を包む基底膜を破って外に出ているものを『浸潤癌』と呼びます。

乳癌の統計

日本では、乳癌にかかる女性は年々増えており、今では年間約4万人の女性がかかると推定されています。
乳癌で亡くなる方も、ここ50年間で7倍近くに増えています。
2008年には1万1千人を超える方が亡くなりました。
女性の全年齢層では、胃や大腸の癌で亡くなる方が多いのですが、30歳から64歳の壮年層では乳癌が死亡原因の第一位となっています。
また、若い年代の乳癌死亡率が年々上昇しています。
20代でかかる人は少ないとはいえ、若い時から関心を持つことが大切です。

早期発見早期治療の大切さ

癌の治療では、必ず早期発見・早期治療が重要だと言われます。
その理由として、早期発見・早期治療により生存率が高くなるということです。
乳癌に限らず癌という病気は、病状が進行していくという性質を持っています。
乳癌の場合、最初は1個の細胞が癌になります。
その乳癌細胞が増殖し、しこりとしてわかるようになるまで、およそ10年かかると言われています。
そして、癌細胞は浸潤したり転移したりします。
乳癌が進行して命を落とすようになるには、実際にはかなりの時間を要しますが、治療を始める時期が早ければ早いほど、命を救える可能性は高くなります。
逆に、治療を始める時期が遅くなれば遅くなるほど手遅れになり、命を失う可能性が高くなります。
現在は治療技術の発達や新しい薬剤の発達によって、ごく早期に発見して治療を受けると、9割は治癒するようになっています。

乳癌の検査について

マンモグラフィ

マンモグラフィとは、乳房専用のX線撮影のことです。
専用の装置を使って撮影を行います。
左右の乳房をそれぞれ均一に引きのばし、圧迫して撮影します。
マンモグラフィでは視触診ではわからない早期癌の発見が可能になります。
マンモグラフィは左右の比較がとても重要で、必ず両側の乳房の撮影を行います。
圧迫の際、痛みを伴う事がありますが、痛みの感じ方は人によって違います。
生理前約1週間は乳房が張り、痛みの感じ方が強くなる方もいらっしゃるので避けた方が良いこともあります。
マンモグラフィの撮影および読影(写真を見て診断する事)は、検査機器の性能や医師、撮影技師の技量に左右されます。
当クリニックでは、読影および撮影は、マンモグラフィ精度管理中央委員会の認定を受けた医師、技師(女性)が行います。

乳腺エコー

乳腺エコーとは、乳房にあるしこりが良性か悪性かを調べたり、触知されない乳癌を発見する事が出来る検査です。
乳腺に超音波をあて、その反射波によって乳房内部にあるものが画像化されその形状やエコー像によって診断を行います。
検査は仰向けに寝た状態で、乳房にゼリーを塗りプローブと呼ばれるセンサーをあてて画像を見ながら行います。
左右の乳房をくまなく観察し、乳腺の状態やしこりの状態を調べます。
検査時間は20分程度で、痛みはありません。

検査の特徴

マンモグラフィも乳腺エコーもそれぞれに長所と短所があります。
マンモグラフィは、乳腺を白く映し出すので乳腺が発達している若年者のマンモグラフィは真白になります。
年齢が上がるにつれ乳腺が萎縮して、その部分は脂肪になります。
脂肪は黒く映し出されるので、年配者のマンモグラフィは黒くなります。
癌などのしこりはマンモグラフィでは白く映し出されます。(例外もあります)
したがって、若い人のしこりは白い写真に白く映し出されるので、マンモグラフィではとても見にくいです。
このようなマンモグラフィの欠点、もしくは限界を補っているのが超音波検査なのです。
超音波検査では、乳腺が発達した方でもしこりを見つけることができ、しこりの良性、悪性をある程度推測することができます。
マンモグラフィでは映らない良性の嚢胞や腫瘍も見つけることができます。
しかしながら、乳癌に特徴的なとても細かい石灰化像は超音波検査で見つけることは困難です。
これをふまえて、当クリニックではマンモグラフィと乳腺エコーの両方の検査を受ける事をお勧めします。

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医療機関情報

院長藤野 智弥
医院名藤野クリニック
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